皆さんの健康を江南区保健所が見守っていきます。

HIV(エイズ)管理

江南区住民をエイズの感染危険から保護して予防するためにエイズに対する正確な知識の普及のための広報を持続的に実施して、感染の脆弱階層への定期検診など早期発見を強化し、発見された感染者に対する相談及び保護への感染の危険階層に対する定期的な検診や検査希望者等についた検診でHIV感染を早期に発見して、無料匿名検査の活性化で身分の露出が懸念して検査をせず、自分の感染事実を知らなかった状態で他人に伝播する行為を防止します。

エイズの症状
  • HIVに感染後1か月前後で一部の感染者(全体感染者の30~50%程度)に体重減少(平均して体重の10%)、原因不明の慢性下痢、発熱、長引く乾いた咳、全身倦怠感等、他の疾病群にも見られる非特徴的症状が現れる事があります。
  • 急性感染期の症状、又は無症状の状態ではHIVの感染有無を把握する事は困難であるため、不安があれば必ず検査を受ける必要があります。
  • HIVに感染後、平均10年程の無症状期間を経てエイズの症状が現れます。
  • 無症状期には特別な症状がなく、本人が検査を受けない限り、自身も感染の事実を知らないまま、性行為を通じて他者を感染させてしまう事があります。
  • 感染の事実を知らず、治療を受けないまま時間が経過して感染末期となると、免疫体系が破壊され、非感染者にはあまり見られない各種細菌、ウイルス、寄生虫等による日和見感染(肺炎、結核、口腔カンジダ、帯状疱疹等)や悪性腫瘍を発症する事があります。
エイズの感染経路
  • 性的接触による感染
  • 感染者血液の輸血
  • 汚染された注射針の使い回し
エイズ匿名検査
  • 本人が希望する場合には匿名での検査が可能であり、検査番号又は仮名にて検査、結果確認が可能です。
  • 感染危険の多い人々が自発的に検査を受ける事で、自身の感染の事実を知らないまま、他者に伝播させる事を防止します。
感染者の保護・支援
  • 感染者に対する疫学調査及び個人情報保護の徹底
  • 感染者の居住地・身上変更事項及び注意事項の把握
  • 患者となった場合の患者転換報告を徹底
  • 感染者センター、エイズ憩いの場の設置及び療養・ホスピス支援
  • エイズ関連診療費支援
  • 医療機関での感染者相談事業の実施
集団別予防教育活動の強化
  • 専門職従事者(医師、看護師、保健教諭、臨床病理士等)を講師要員として養成のための専門教育拡大
  • 感染危険層(性感染症健康診断対象者、同性愛者等)への適切な専門教育強化
  • 勤労青少年、軍人、学生等、年齢別、集団別特性に合った予防教育の拡大